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テレビトクシマ様の「気ままにクレヨン」の取材が入りました。
♪ 音楽療法 ♪
「好きな音楽を聴いて楽しい気持ちになった」「歌を歌って気分がスッキリした」 このような経験はありませんか?音楽には不思議な力があり、誰もがその効果を知らず知らずのうちに体験しています。音楽療法は、そんな音楽の力を意図的にもちいて、 音楽療法士が心身の健康や機能維持を支援していくセラピーです。
音楽療法は、ご利用者様のニーズに合わせた音楽活動(歌う・動く・演奏する・聴く)を計画的にもちいて、人間のさまざまな機能領域(言語・運動・認知・社会性・情緒)に働きかけます。(図①参照)
図①
音楽活動を体験すると、喜び・感動・達成感を味わい、精神を安定させる効果があります。音楽療法で得られた効果は、投薬などの対処療法とは違い、セラピーを通じて ご利用者が自ら得た力です。
音楽療法は、人が“人として”より良く生きていくために行うセルフケアでもあるのです。これまでの研究結果から認知症・発達障害・運動や言語機能のリハビリテーション・精神障害・ストレス管理・痛みの緩和・ホスピスなどの多様な分野で音楽療法が 有効であることが分かってきております。最近では、西洋医学に対する「代替医療」 としても活用されはじめました。
【音楽療法へ参加されているご利用者様の様子】
日本では平成11年11月より塩酸ドネペジル(アリセプト)がアルツハイマー型認知症治療薬として使用可能となっており適切な使用により症状の進行抑制に役立ちます。ただし、副作用として消化器症状(下痢、嘔気、嘔吐、食欲不振)や精神症状(怒りっぽい、神経質)、頻尿などがみられてくることがありますので、介護者がよく注意して、気になる症状が出た場合は医師に相談してください。
※平成23年に入り、メマンチン(メマリー)、ガランタミン(レミニール)、リバスチグミン(リバスタッチパッチ、イクセロンパッチ)が使用可能となりました。このうち、メマリーはNMDA受容体阻害薬であり唯一他の認知症治療薬であるアセチルコリンエステラーゼ阻害薬と併用が可能です。メマリーは副作用として、めまいが4%程度認められると言われていますが、この副作用をおこさないように少量投与からはじめて、徐々に増量していくことになっています。
また、フェルガードという米ぬか成分(フェルラ酸)、ビタミンE、ビタミンC、ガーデンアンゼリカ(西洋当帰)からなる健康食品が名古屋フォレストクリニック院長先生である河野医師をはじめたくさんの認知症介護や治療に携わる医院、病院で採用されており、当院もその効果を介護者やご家族の声をもとに実感しております。
認知症も個人にあわせた治療法が必要と考えます。
認知症診療について何か心配事などございましたらお気軽にご連絡下さい。
※認知症外来は予約制にさせていただいております。
電話: 088-602-4388
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