高齢化に伴い、身体の機能低下や老化による物忘れや認知症が始まるケースが増えてきます。いつまでも元気で長生きをして、万が一病気になっても家族がそばにいて医療の専門家に安心のあるサポートを受けられる状況でいてほしいと思うのが家族というものです。
しかしながら現実には核家族化が進み、高齢者だけの世帯や一人暮らしの世帯がふえつづけています。こうした核家族化がもたらす高齢者ひとり暮らし世帯の増加や、老人介護による家族への心身に与える過剰な負担、同居家族が労働するための時間の確保など、ご本人や家族全体のバランスに不和が生じることで生活の質が低下することが起こっています。
長年、地域医療に携わってきた私達医師が一律のサービスを提供するのではなく、介護スタッフと連携をとった医師や医療スタッフの見地での予防医学や健康維持、また健康向上によるご本人とご家族の方々の生活の質の改善を安全、且つ効果的に提供することが必要だと考えております。
ご入居者さま、ご利用者様、其のご家族の方々の生活の質を高めサポートしていけるようスタッフ一同全力で取り組んでいきます。
医療法人青志会・理事長
もりの医院・院長 森野 訓明